文楽の「心中天網島」を観てきました。
近松門左衛門の傑作と言われた三大心中ものの一つで、
私は冥途の飛脚と曽根崎心中は観たことがあるんだが、
これは未見だったので非常に楽しみにしておりました。が。
長い。
たいくつ。
主人公がクズ過ぎて感情移入ができない。
いやまあ、近松の心中ものの男はみんなダメンズなんですが
(だから心中なんてことになる)
これは飛び切りでしたねえ。
立派なお店と出来のいい女房に幼い2人の子供もいるのに
芸者にのぼせて家業を顧みず、あげくに見栄だけのために
女房に金を工面させて芸者を身請けしようとし、
上手くいかなくなって芸者と心中、って。。
でも、こんなにクズ過ぎたからウケたのか?
浄瑠璃が素晴らしいからのか?
私は文楽のことは今一つわかってないのかもしれません。
その昔、岩下志麻がダンナの篠田正浩監督と
前衛実験映画みたいな作品に仕上げて絶賛されてましたね。
富岡多恵子や武満徹などそうそうたるメンバーが参加していて
その当時はわけわからんと思っていたが、今みると面白いのかも。
ところで曽根崎心中は、今ではその現場の露天神が恋人のメッカとなって
お初徳兵衛のアニメキャラ看板がお出迎えしてくれます。
が、心中しちゃった現場が恋人の聖地ってどうなの?
お参りして幸せになれるのか、モヤモヤしてしまいます。
2025年10月04日
心中
posted by studiofourmailmagazine at 00:44| Comment(0)
| 日記
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