大学からジャズベースを始めて、結婚出産後もできる範囲で演奏を続けていました。
30過ぎの頃、とある元プロのビッグバンドに頼まれて、上野精養軒で演奏したときのことです。
40年近く前の元プロということは、進駐軍のキャンプや全盛期のキャバレーで演奏してたという方々。
(たぶんみなさん70歳以上だったと思う)
パーティーは立食で、演奏は昔ながらのダンスナンバー、
お客様もみなそれなりのご年齢で飲食したりダンスしたり。
演奏終わって控室で食事が出されたのですが、これが何とフルコース!
お客様が立食で、バンドがフルコース、って何?!
聞くと、バンドのみなさんがやりたいということで企画した会らしい。
昔のバンドマンはお金もあったし、バンド辞めてもそれなりの地位を築いた方も多く、
交友関係もハイソな感じでした。
時代が違うなあとしみじみ思いましたよ。
で、食事は豪華なフレンチのフルコースなのに、会話は病気の話と薬の話。
食後は薬をずらっと並べて、お前は5つか?オレは9つだぜ、
と分けわかんない薬自慢。
ピアノの方は入院中だったそうで、
「これに出たいから病院抜け出してきた」といいつつ、
演奏と食事以外はずっとソファに横になってました。
まだ30代だった私はひたすらうわ〜と思っておりましたよ。
しかし私も彼らと同じくらいの年になり、あれこれ病気もし薬も飲むようになって
今となっては気持ちはよくわかる。
が、今一緒に演奏活動している若い子に呆れられないよう病気と薬の話は慎しんだほうがいいかもな、
と、コレステロールや骨粗鬆症の薬を飲みながら思っています。
2025年06月03日
高齢者バンド
posted by studiofourmailmagazine at 23:35| Comment(0)
| 日記
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