2023年06月18日

根津小学校演奏会 その3 花のワルツ

題名は知らなくても絶対どこかで聞いたことがあると思います。
チャイコフスキー作曲のバレエ曲「くるみ割り人形」の中の1曲で、
「白鳥の湖」「眠れる森の美女」と共にチャイコの「3大バレエ曲」と言われています。
その中でもくるみ割りは演奏会用組曲をして編曲され人気の曲です。
短めのキャッチャーなメロディの宝庫なので
その一部は今でもCMなどによく使われていますよ。
特に「金平糖の踊り」は、調べた所ソフトバンク、リンナイ食洗器、住友生命、
明治チョコレートなど非常に使用頻度が高いようです。
この「花のワルツ」もCMでもよく使われますが、
フィギュアスケートの伴奏曲にもよく使用されます。
ワルツなので、踊りやすいんでしょうね。

チャイコフスキーの音楽を一言で表せば、ズバリ「メロディー」でしょう。
ロシアの田舎の、音楽をたしなむそこそこ裕福な家庭でしたが
家族に音楽家はおらず、彼も音楽教育は受けませんでした。
法律学校に行って法務省に入り幹部候補生として働いていたものの
仕事に熱意は持てず、演奏会やオペラ、バレエに入り浸っていたそうです。
とにかく音楽が好きで、結局23歳の時仕事をやめ
音楽学校に入りなおして本格的に勉強し始めました。
音楽家としては非常に遅いスタートになります。
そのせいか、慣習に囚われず自分の中から湧いてくるメロディーを書き続けました。
アカデミックの世界からは批判を浴び続けたものの、
民衆からはそのメロディの力で熱狂的に支持されました。
後には正当に評価され、音楽院で教鞭をとったりしています。

くるみ割り人形は晩年の作で、その後交響曲「悲愴」を書いた後亡くなりました。
53歳でした。
ホモセクシュアルでトラブルを抱えていたという噂もあり、
最後の曲のタイトルが悲愴ということもあり、謀殺されたという疑惑も。
キャリアのスタートが遅く、晩年に傑作が多いので、
もう少し長生きしていたらなあと残念です。

なお、白鳥師匠の出囃子が白鳥の湖というのは言わずもがなですが、
まさか三味線で弾かれているとは、チャイコも天国でビックリでしょうね。
posted by studiofourmailmagazine at 00:00| Comment(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: