2025年08月29日

三題噺

先日のジャズライブは、10分で作曲して演奏するという企画でした。
落語の三題噺のようにお客様からお題をいただき、休憩時間に曲を作って演奏するというもの。
どんなお題が来るのか皆目わからず、ヘンなの来たら困るなあと思っていましたが
(たとえば落語のお題によくあるような、金太郎とか、藤娘とか、大谷翔平とか)
いただいたのは「夏の夕日(ボサノバで)」「花火」「秋」。
いやあ、いたってイメージしやすいじゃないですか。
しかも夏の夕日にいたっては、ボサノバとういうリズムのご指定。
落語家さんが「いいお題をありがとうございました」という気持ちがよくわかりましたよ。
思い描いたイメージに音符を載せてホントに10分で完成しました。

ジャズのスタンダードは、基本的に2つのメロディのモチーフで成り立っています。
2つ目のモチーフは、1つ目の発展形でもいいし同じものを調を変えただけでもいい。
とにかく一個モチーフがあれば形になります。
(巨匠デューク・エリントンが作ったCジャムブルースは何と音がドとソしかない。)
しかしメロディーを書いて終わりではなく、伴奏するためのコード(和音)が必要。
メロディーはそれぞれコードを持っているので、
それをはめていけばいいんだが、流れが悪いとすごく弾きにくくなる。
(ということは、聞いた感じもなんか変になってしまう)
コードの流れには「循環型」と「逆循型」があるので見極めるのが大事です。
ここんとこがちょっと腕の見せ所ですね。
ポップスにはこういう決め事がないので、私にはかえって難しく感じます。

さてこのジャズライブ、9月から第二木曜になります。
次回は9月11日。
今回作った曲をきちんと仕上げて演奏します。
三題噺企画もまたやる予定。
皆様のご来場といいお題をお待ちしています。
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ブラスバンド

大阪では夏の間、週一回、大阪城公園の野外音楽堂で
吹奏楽の無料コンサートが開催されていて、毎回結構な人出でにぎわっています。
プログラムの前半がいろんな中学高校の吹奏楽部の演奏で、後半がプロ。
プロと言っても専業の吹奏楽団はそんなにないので、
警察音楽隊や自衛隊の楽団もプロ枠で演奏しています。
(自衛隊の音楽隊は音大卒業生の就職先で結構な人気なんだそうです)
曲はほんとにいろいろ、吹奏楽のための曲もあるが、
ジャズやポップスをアレンジしたもののほうが多い。
そのほうが人気なんでしょうね。
その中で「この編成のために書かれた」という曲を演奏したのが、
大阪コンサートブラスというブラスバンド。
実は70年近く、しかも結構音楽に近いところで生きてきて、
「吹奏楽とブラスバンドは別物」というのを全く知らなかった!
今まで普通に吹奏楽団のことをブラスバンド、略してブラバン、と言っていたが
ホントは違っていたとは!

ブラスバンドとは、金管楽器と打楽器だけの編成のバンド。
だから音色がキンキンしすぎないよう、トランペットではなくて、
コルネット(ちょっと小型で音がまろやか)か
フリューゲルホーン(ちょっと大きくて音がまろやか)。
ホルンはもともと木管楽器なので入らない。
って、フルートがもともと木管というのは知ってたが、ホルンもだったのね。
まあ出自が角笛だからね。

一方吹奏楽団はそれに木管楽器とコントラバスも入る、
だからウインドオーケストラというんだそうだ!
知らなかったなあ。
世の中、まだまだ知らないことがたくさんあるんだと思い知らされた夏の夜でした。
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アルカリ洗浄水 その5

しつこいようですが、またまたソーダのお話です。

ソーダといえば、「ソーダ村の村長さんがソーダ飲んで死んだそうだ〜」という歌ですね。
ある程度の年齢の方はご存じだと思います。
これは作家で童謡作詞家の阪田寛夫さんの作った歌が元ネタで、
全国各地にいろんなバージョンがあるそうです。
ソーダ村のソーダさん、ソーダ村の宗助さん、ソーダ会社のそうださん、など
地方によっていろんな替え歌なっていますが、決定的に違うのが
阪田さんの元歌は「〜死んだそうだとみんながいうのは ウッソーだって」と
村長さんは死んでなくて、クリームソーダでプールにしようとか、お風呂にしようとか、
非常に明るく楽しい展開ですが、バリエーションではすべて死んでいる。
テレビもネットもない時代、子供たちの口から口へと伝わるにはやっぱり、
死んで葬式饅頭がうまかったとかまずかったとかのほうが面白いんでしょうね。

色々調べたら面白い考察があったので以下にまとめました。

重曹は薄めて炭酸飲料にしたり饅頭のふくらし粉にしたりと広く食用にされていたが、
当時の農山村には安全な重曹のほかに、まったく別種の「ソーダ」が存在していた。
これこそが、問題のソーダ「炭酸ソーダ」である。
重曹、つまり重炭酸ソーダから「重」の文字を引いただけ、と思われるだろうが科学的には、
重炭酸ソーダが加熱されて水と二酸化炭素を発生させた末に残る物質で、油を分解する性質がある。
そのため「洗濯ソーダ」として、汚れ物の水洗いに石鹸同様、広く用いられていた。
また炭酸ソーダの性質はアルカリ性なので、石灰や木の灰同様に「こんにゃくの凝固剤」にもなる。
戦前の日本の農山村には、「ふくらし粉」としての重炭酸ソーダ、
「洗濯ソーダ・凝固剤」としての炭酸ソーの2種類が併存していたのだ。
炭酸ソーダには、もう一つの性質がある。
それは、余分な水分を吸収する性質で、古代エジプトではこれでミイラを作っていた。
もしうっかりこちらのソーダを飲んでしまったら消化管内の水分を吸い取られ、
脂肪分を分解され七転八倒の苦しみの末に「ソーダ飲んで 死んだそーだ」 となったであろう。
そして会葬者に配られた葬式饅頭は、重炭酸ソーダで膨らませた饅頭・・
それぞれの物質の性質を的確に表現した、化学教育的ソングというべきかもしれない。
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アルカリ洗浄水 その4

アルカリ水についての続きです。

私が愛用しているアルカリ水の素、炭酸ナトリウムは別名炭酸ソーダ、炭酸塩とも言います。
一方、重曹は重炭酸ソーダ、全部漢字で書くと重炭酸曹達、つまり「重」「曹」なわけです。
炭酸ソーダが炭酸ナトリウムと言うなら、重炭酸ソーダは重炭酸ナトリウムとも言うの?
ソーダって、ナトリウムのことなの?
炭酸塩の「塩」もソーダやナトリウムと同じなの?

ナトリウムというのは化学物質で、その名はギリシャ語由来だそうです。
英語ではソディウムと言われ、特に化合物のことをソーダと言うらしいです。
塩(えん)は陰イオンと陽イオンならなる化合物の総称で、
酸性のものもあるし、アルカリ性のものもあるし、中性のものもある。
なので、「ナトリウム」の「陰イオンと陽イオン化合物」ということが正しい解釈らしいです。
(化学に詳しい方、間違ってたらお知らせください)

ちなみに、夏場に美味しいソーダ水、これは昔は重曹を溶かして作っていたそうです。
重曹水にレモンを入れると、レモンに含まれるクエン酸と反応して二酸化炭素が反応し、
シュワシュワと泡立つのです。
今は水に直接、二酸化炭素(炭酸ガス)を溶かし込んで作られています。
両者の違いは何かというと、ナトリウムが含まれているかどうか、ということ。
ナトリウムは取り過ぎると健康に影響があるので製法が変わってきましたが、
少量摂取する場合は安全です。
お菓子作りに活躍するふくらし粉(ベーキングパウダーの正体も重曹です。
(食用と書かれたものを使ってください)

なお、重曹は少量なら食しても安全ですが、
炭酸ナトリウムやセスキ炭酸ナトリウムは絶対口に入れないでくださいね!
内臓が溶けます!
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2025年08月05日

アルカリ洗浄水 その3

そもそも電解洗浄水とは何なのか。
水に重曹をまぜで電気を通すとイオン化して酸性水とアルカリ水になるということで
(混ぜるとまた中性の重曹水になる、また時間がたつと空気と反応して徐々に中性化する)
このアルカリ水が汚れを落とすわけですね。
ということは電気分解しなくてもアルカリ水があればいいんじゃないか?

実は昔から、わら灰や草木灰を水に浸し、その上澄み液を選択に利用するという方法がとられていました。
この灰の上澄み液、つまり灰汁(あく)がアルカリ水なんですね。。
それなら、水に溶かすだけでアルカリ水になるものがあるのではないか?
重曹はほとんど水に溶けない(から電気分解する)、では水に溶けるものは?
それが「炭酸ソーダ」なのです!
石鹸の補助剤として使われ「炭酸塩」と表記されています。
工業製品として販売され、非常に安い。
アマゾンで1キロ714円ですよ。
これを1リットルのお湯(水よりお湯のほうが溶けやすい)に小さじ1杯入れるだけ。
1袋(1キロ)買ってもう10年以上もずっと使っているがほとんど減りません。
この原理を知ってればなあ、あんなに高い機械買うこともなかったんだが。
しかしそれがあったからこそ炭酸ソーダにたどりついたともいえる。

炭酸ソーダはスーパーには売ってませんが、
セスキ炭酸ソーダの粉末はドラッグストアに売っています。
こちらは炭酸ソーダと重曹をブレンドしたようなもので、
アルカリ度は低いですが扱いやすいのでおすすめです。
「激落ちくん」のスプレーの中身は、実はアルカリ水です。
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